10年最長期国債利回り(長期金利)が10日、約2カ月ぶりに過去最低を更新しました。
欧州連合(EU)からの離脱の是非を問う英国民投票への警戒感や、世界的な景気懸念に加え、日銀がマイナス金利幅を拡大しつつ追加緩和に踏み切るとの観測が市場で再浮上し、金利低下圧力が強まった。
思惑呼ぶMUFG系証券の大量落札
国内銀行 三菱東京UFJ銀行が

「国債市場特別参加者(プライマリーディーラー、PD)から離脱する方針が明らかに
した翌日
同系列の三菱UFJモルガン・スタンレー証券の落札額は1兆2000億円
発行予定額(2兆4000億円)の約半分にも及びます
国債入札において、入札参加者の応札は発行予定額の2分の1に制限されいる中
制限一杯の札数を購入したことになります
落札利回りの最高がマイナス0.230%、
平均がマイナス0.232%と
5年債入札として過去最低を記録
他のメガバンクもPDを辞退することになると
国債市場が混乱する可能性がありますが、
それを日銀が回避するために日銀がどう対策をつ打つのか
ある国内金融機関の債券関係者は「マイナス金利が拡大すれば、10年債でマイナ
ス0.25%程度、20年債でゼロ%程度が利回り低下のメド」と記載さらておりましたが、
米連邦準備理事会(FRB)の6月利上げの可可能性はほぼ無いと言われております
英国がEUを離脱すれば金融市場の混乱を避けることは出来ないでしょう
国債買い入れが限界に近づいてきているのかもしれません